用語解説
有価証券の売買や発行に関する業務を行う金融機関で、株式会社などの発行者と投資家を結ぶ仲介役を果たし、主要業務は4つに分類されます。
①ブローカー業務:投資家の売買注文を証券取引所に取り次ぐ委託売買
②ディーラー業務:証券会社自身が自己資金で行う売買
③アンダーライター業務:企業発行の株式や債券をいったん買い取り投資家に販売する引受業務
④セリング業務:発行体からの委託を受けて販売のみを担当する募集・売出し業務
金融商品取引法に基づき内閣総理大臣の登録が必要で、法律上は「金融商品取引業者」と称されます。1998年に免許制から登録制に変更され、ネット証券の台頭や異業種参入により多様化が進んでいます。